先端技術
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イベント等のお知らせ
情報掲載日:2023年9月27日
2021年度特定課題「先端技術と共創する新たな人間社会」の助成プロジェクト「人間と人工主体の共存のあるべき姿を学際的に問うための新たな枠組み「人工主体学」の構築に向けて」(代表者:宮原 克典氏、D21-ST-0012)より、オンラインセミナーシリーズ開催のお知らせが届きましたので、ご案内いたします。
近年、人工知能(AI)技術の急速な発達によって、AIシステムが人間や動物に類する「主体」のような存在(「人工主体」)として経験される局面が増え始めています。今後、私たちは人工主体をふくめた新たなAI技術とどのように共存していけばよいのでしょうか?
人工主体との共存という新たな問題にさまざまな専門知の観点から多角的に学び、考え、議論するために、北海道大学人間知・脳・AI研究教育センター(CHAIN)では全6回のオンラインセミナーシリーズを開催します(要登録、参加無料)。ご関心ある方は是非ご参加ください。
【開催概要】
【スケジュール】
第1回 9月11日(月)16時半~18時
立花幸司(千葉大学)「人工主体と共存する社会に生きる人間を見つめ直す」
第2回 9月29日(金)10時半~12時
成原慧(九州大学)「人工主体との共存に向けた法的課題」
第3回 10月13日(金)16時半~18時
西條玲奈(東京電機大学)「バーチャル美少女は女性ではない」のか?—人工物のジェンダーについてのフェミニスト存在論的な考察」
第4回 10月24日(火)16時半~18時
堀内進之介(立教大学)「超高齢社会におけるイネーブラー技術の意義:ヒューマン・エンハンスメントの視点から」
第5回 11月7日(火)16時半~18時
竹下昌志(北海道大学)「AIと一緒に道徳的に考える:AIを用いた道徳的意思決定の可能性」
第6回 11月21日(火)17時~18時半
西真史・Wenzel Menhert(Austrian Institute of Technology)「TechEthos:先端技術の社会的影響・倫理的課題をいかに協働して解決するか」